三条市荻堀のしただ歯科は「患者様にとって身近で安心してかかれる」歯科医院を目指します
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口唇裂創

口唇裂創とは、唇に生じた傷の一種をいいます。唇は赤く見える部分に加えて、筋肉や口の粘膜の層から成り立ちます。唇の傷は見た目にも影響を及ぼす部分である為、審美的な面も考慮しつつ治療を検討します。

原因としては、車や自転車に乗っている時や、歩行中などに交通事故に遭った際、スポーツを行っている際、喧嘩などによって顔面を強打した際などが挙げられます。

口唇裂創が生じると痛みや腫れが現れます。唇を含む顔面領域は血液が多い部分であることと関連して小さな傷でも比較的多くの出血がみられる可能性もあります。また状況によっては、歯が抜けたり歯肉が傷ついたりすることがあります。又、顎や頬の骨が損傷を受けると、口が開きにくい、口を開けようとすると痛みが生じるなどの関連症状がみられる場合もあります。その他、神経損傷が生じることから、しびれや感覚が鈍くなるなどの神経症状を伴う事があります。

しただ歯科では止血をしつつ傷口を綺麗に洗浄し異物がないことを確認して縫合やテープなどによって傷の処置を行います。傷口の感染が問題になる場合には抗生物質も併用します。

口唇裂創は小さな傷でも出血量が多い事がありますので出血の状況によっては、局所圧迫をしたうえで受診をお願いいたします。

しただ歯科 笹川弘康