三条市荻堀のしただ歯科は「患者様にとって身近で安心してかかれる」歯科医院を目指します
8:30~12:30/14:30~19:00
(日曜・祝祭日 休診)

就寝前ブラッシングの重要性について

皆さん、こんにちは。しただ歯科 笹川弘康です。

虫歯や歯周病の予防の為に行う、毎日の歯磨き。

ここ数年で予防歯科に対する意識が高まり、毎日歯磨きを行っている人、更には一日二回以上の歯磨きを行っている人は、以前に比べて格段に増えています。

毎日、歯磨きを頑張っていると思いますが、歯を磨く理想のタイミングはいつなのか、ご存知ですか?

一日三回の食後の歯磨きがお勧めなのはもちろんですが特に大切にしたいのは夜寝る前の歯磨きです。それには理由があります。

眠っているときは唾液の分泌量が大きく減少しますので、口の中が乾燥した環境になって、むし歯菌や歯周病菌が活性化しやすいのです。

唾液は虫歯や歯周病の予防に役立っており、食べかすや歯垢を洗い流す自浄作用や抗菌作用もあります。

だからこそ、唾液の量が減ってしまう就寝前は、しっかり歯磨きして、口の中の細菌を減らすようにしましょう。

そして、虫歯や歯周病の発症リスクを抑えることが大切です。

又、口呼吸が癖にになっている人は口の中が乾燥してしまうので鼻呼吸に戻すように練習しましょう。

寝ている間に無意識に口呼吸に戻ってしまうという場合は、口の乾燥を防ぐためにマスクをつけて眠ると良いでしょう。

水分摂取が不足していたり、過度なストレスがあると、それが原因で口が乾きます。ストレスをためないリラックスした暮らしを心掛け、細菌に負けない口内環境を作りましょう。

そのために、歯磨きを行う際、歯を磨く道具の選び方も重要です。

毎食後と就寝前の歯磨きが大切ですが、その中で一日一回以上は、歯間ブラシやデンタルフロスを使った歯間ケアをお勧めします。

歯間ケア用のアイテムを取り入れずに歯を磨いていると、毎回約40%もの磨き残しが生じてしまいます。

毎日のセルフケアの精度を上げて歯の健康を長く維持していきましょう。