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味覚障害

こんにちは。今日は味覚障害とその対処法についてご紹介します。

味覚障害の症状としては「料理の味が薄く感じる」「作った料理が濃すぎると人に言われた」「何を食べても味が分からない」などが挙げられます。

味覚障害は知らず知らずのうちに症状が進行し、気がついた時にはかなり症状が悪化しているというのも少なくありません。

特に最近では10代、20代という若い世代でも味覚障害を訴える人が増えているのです。美味しいからといって香辛料、調味料は使いすぎないように注意が必要です。

味覚を感じるのは、舌の表面にある味蕾という微小な感覚器官です。味覚障害を引き起こす原因として、味が濃い食材の過剰摂取や、タバコの吸いすぎなどありますが、一番の原因と言われているのが亜鉛不足です。

味蕾という細胞は、短い周期で新しく生まれ変わっており、その為には沢山の亜鉛を必要とします。つまり、亜鉛が不足すると細胞が生まれ変われなくなってしまい、味覚障害を引き起こしてしまうのです。

亜鉛の一日所要量は、成人男性12mg、成人女性9mgとされています。食事で毎日の所要量を摂取し続けることが困難な場合には、亜鉛をサプリメントで補給するのも良いでしょう。

しただ歯科 笹川弘康