三条市荻堀のしただ歯科は「患者様にとって身近で安心してかかれる」歯科医院を目指します
8:30~12:30/14:30~19:00
(日曜・祝祭日 休診)

保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い

皆さん、こんにちは。歯を失った欠損部位の補修の一つに入れ歯(義歯)があります。

今回は、入れ歯の種類と特徴について簡潔に解説していきます。

『保険の入れ歯』

保険の入れ歯の最大のメリットは治療費用が安いことです。

基本的にプラスチックの為、厚みがあり、口の中で熱が伝わりにくくなりますが嚙むという入れ歯の基本的な機能については変わりません。

『自費の入れ歯』

機能、審美性共に優れており、豊富な素材の中から選択することができます。

費用がかかることが難点ですが、それだけに装着感や見た目は入れ歯と思えないほど自然です。

次に、入れ歯の個々の種類と特徴について解説していきます。

【金属入れ歯】

金属入れ歯とは主要部分が金属で作られた入れ歯を言います。

メリットとしてはプラスチックよりも強度が高い為、薄く作ることができます。又、装着時の違和感が少なく、舌の動きを邪魔しないので話しにくくなることもありません。食事の際、温かい物を食べると温度を感じ、美味しく食べられるという特徴があります。

デメリットとしては、保険適応のものに比べてかかる費用が高額になるという事と、使用する金属によっては金属アレルギーを引き起こす場合があるという点が挙げられます。

【ノンクラスプ入れ歯】

通常の部分入れ歯は金属製のバネ状の留め具で保持していますが、金属アレルギーのある方には使用できず、口を開いたときに金属の部分が見えるなどの難点がありました。

その点、ノンクラスプ入れ歯は見た目に金属部がみえなく、保険の入れ歯より強度がある為、審美的にも大変優れており、口元に自信が持てるようになります。

【保険の入れ歯】

保険の入れ歯はレジンと呼ばれるプラスチックでできた一般的な入れ歯のことを言います。

コストを安く抑えることができますし、入れ歯の歯を足したり、修理がしやすい事から広く支持されています。

いかがでしたでしょうか。入れ歯にも様々に考慮すべき点があります。

ご自分の歯の装着物です。よく歯科医師と相談し、個々のライフスタイルにあった入れ歯をつくられると良いと思います。

                           しただ歯科 笹川弘康