入れ歯の清掃について

皆さん、こんにちは。今回は、入れ歯のお手入れ方法をご紹介いたします。

歯と同じ様に、物を食べることで入れ歯にも汚れが付着します。入れ歯が汚れたままではお口の中が不潔になり、様々な細菌がお口の中に増えてしまいます。

入れ歯のお手入れが不十分な場合、どの様なトラブルが発生するのでしょう。

①入れ歯に着色や歯石がつく

②口内炎ができる

③口臭が発生する

④部分入れ歯の場合、バネのかかっている歯が虫歯になりやすい

などが挙げられます。これらのトラブルを防ぐために、入れ歯のお手入れを行うことが大切です。

それでは入れ歯のお手入れについて述べていきます。

①洗面器などに水をはる

入れ歯を洗面台や床に落として壊してしまったり、排水口に流したりしない為に洗面器などの容器の中で洗いましょう。

②入れ歯を外して流水下で洗う

入れ歯をあらうときは、義歯用ブラシを使用しましょう。小さな入れ歯であっても必ずお口から外して手のひらにのせて洗面器の上で磨きましょう。ブラシは軽くあてます。

③入れ歯洗浄剤を溶かした水またはぬるま湯にいれる

コップや容器に水または、ぬるま湯と入れ歯洗浄剤をいれます。そのまましばらく浸しておきます。

④ブラシで仕上げ洗いをする

入れ歯を入れ歯洗浄液から取り出し、水を張った洗面器などの上でブラシを使って丁寧に洗います。特にバネなどの汚れが残りやすい部分は丁寧に洗いましょう。

入れ歯を長く安全に使用するためには毎日の洗浄が欠かせません。入れ歯に匂いがついたり雑菌が繫殖しないように丁寧に洗って清潔な状態で保管しましょう。

しただ歯科　笹川弘康