
六月四日から十日までは「歯と口の健康週間」です。この期間に合わせて三条市では6月7日、総合福祉センターにて「歯と口の健康フェスティバル」を開催しました。地域の皆さまと一緒に、お口の健康について楽しく学び、行動につなげていくことを目的としたイベントです。
歯と口の健康は、よく噛んでおいしく食べることや、はっきりと話すことを支えるだけでなく、全身の健康とも深く関わっています。近年では、むし歯や歯周病の予防に加え、噛む力や飲み込む力の低下である「オーラルフレイル」が、転倒や低栄養、要介護状態のリスクを高めることも指摘されており、生涯を通じた口腔ケアの重要性が高まっています。
フェスティバル当日は、歯科医師や歯科衛生士による歯科健診や歯みがき指導、歯科相談をはじめ、フッ化物応用や間食の取り方など、毎日の生活で実践できる予防のポイントをわかりやすくお伝えしました。三条看護医療歯科衛生専門学校様からは模型を使った歯垢とりや歯ブラシキャップのデコレーションなどのご提供がありとても好評でした。その他協賛企業様からは、血圧測定、血管年齢検査、食品のカルシウムクイズ、握力検査、口腔機能低下症の検査などを行って頂きました。また、お子さん向けの縁日では、魚釣りゲーム、スカットボール、ボーリング、ソフトけん玉等々、ご家族みんなで楽しみながら参加できる企画も用意されました。
今回のイベントを通じて、かかりつけ歯科医での定期検診や専門的なクリーニングと、自宅での毎日のセルフケアを組み合わせて、お口の健康づくりを見直すきっかけができたのではないでしょうか。今日から始める小さな習慣が、将来の歯と体の健康を大きく左右します。又、一人ひとりが自分のお口の状態に関心を持ち、地域全体で健康寿命を延ばしていくきっかけとなることを願っています。
準備段階から当日まで行政機関、学校関係者、協賛企業、歯科衛生士会、三条市歯科医師会の先生方よりご尽力頂き、無事盛会にてすべてのプログラムを終了することができました。
今後も関係団体と連携しながら、市民の健康増進と口腔保健の啓発活動に努めていきたいと思います。
しただ歯科 笹川弘康